詐欺師の種類(3)
詐欺師の中には、ちょっと聞き慣れない「詐話師」と呼ばれる詐欺師もいます。
この呼び名の由来は、関西地方で「鹿追」と呼ばれる詐欺の手法が関東地方に伝わった際に詐話師と呼ばれるようになったと言われています。
この詐話師は、どのような詐欺を働くのかと申しますと、作り話を主体とした詐欺ですね。
近年で言いますと、おれおれ詐欺、もしくは振り込め詐欺を働くときに、数人の詐欺師たちがまるで劇団員で詐欺の劇でも演じるかのように役割分担をして人を騙そうとするのに、とても良く似たものです。
この方法では、意外と人は騙されやすく、詐欺被害も甚大となります。
詐話師の場合、詐欺師側が被害者を陥れる筋書きに基づいて、複数の役割を演じます。
そこから、だんだんと「大きな作り話をする詐欺師」のことを、詐話師と呼ぶようになってきたのです。
大きな作り話と言っても、それもさまざまで、普通に街を歩いていて、知人のふりをして近づいてくる詐話師などもいますので、あなたもいつ被害に遭ってしまうかわかりませんよ。
よく聞く詐話師の作り話のひとつに、財布を忘れるか落とすなどして、電車賃がないから貸してくれないか・・・というものがあります。
この乗り物代を貸してもらう手口は、寸借詐欺とも言われていますが、これなども、たいした壮大な話とは言えませんが、要求される金額が少ないですから、ついつい相手を可哀想だと思って貸してあげる人も意外と多いそうです。
電車賃が300〜500円程度だとしても10人、20人から、貸してもらえれば、けっこうな金額になります。
貸してもらうと言っても、当然返すわけもありません。
小さいとはいえ、これもりっぱな詐欺被害なのですね。
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